印刷通販と折り込み業者

先日、ネットでい~ん~さ~~つの
Pパックさんのサイトで
巻三ツの印刷物を折加工後に
内折側を数ミリ断裁し
二ツ折にペラが一枚入ったものを作るという
画期的なセットを見つけた。

なるほど、このやり方だと
2ツ折の完成品にペラを差し込むより
多分、納品が2日~3日くらい早い。
左右が正寸じゃなくなるけど
逆にファイルする時、扱いやすかったりして
さっそく活用できそうな機会があったので
お客に提案してみると同時に
他の印刷通販にご相談してみた。
というのも、Pパックさん、
ミスプリも当然出るさ、この金額なら。こんにゃろー。
のスタイルなので直納が怖くてできない。

数社あたってみたものの
返答無し以外だと、3社からできないとの返答。
そのうち1社が、それは折り込み業者さんの仕事だし…
というので、それは業務仕分け的なことですか、と突っ込んでみたら
「えぇまぁそれに近いです」とのこと。
デザイナーがイラスト描いたり、写真撮り始める昨今、
昔から商っている業界には、こういった不可侵条約みたいなもんが
きちんと介在するもんだ。

その業者に、「キンコーズに持ち込むと
1センチ105円で断裁してくれるけど…」というと
「それがいいと思います」といわはった。
キンコーズは外資、条約なんて知ったことかだ。
多分リスマや帆風じゃやらないだろう。
ある意味、ノールールに見えた印刷通販が
とても凛々しく見えた瞬間だった。

それにしても、堂々と無視するPパック、やはり異端だ。
デザイナーでも、文章やコピーが書けちゃったり
汎用性の高いテイストの絵が上手だったり
カメラの扱いもお手のものだったり
器用貧乏を体現するかのような存在を
都合ばかり考える業界では、求められるかも知れないが
やってはいけない。

そのワラジは
買ってもいいが、履いてはいけない。
求める側も、求めてはいけない。

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